2009年07月22日

臨時休業がある場合の離職票について

今回は、従業員が退職した際に作成する雇用保険の離職票について。

通常、離職票を作成するときは、その従業員の過去直近6ヶ月間の賃金総支給額を記入します。
このとき、臨時休業を行った月がある場合は、その対象月の備考欄に臨時休業を実施した日数とその対象になった休業手当の合計を記入します。
これは、臨時休業を実施すると賃金総支給額が低下する場合が多いため、失業手当の計算が労働者にとって不利にならないように備考欄の内容を失業手当の計算から除外するんですね。

これは臨時休業を丸々1日実施した場合はよいのですが、では時間単位で臨時休業を実施した日の扱いはどうすればよいのでしょう?

実は今とある顧問先で数名退職者が出ており、そのいずれの退職者も時間単位の臨時休業を過去に実施しているため、それらの日についてどのように備考欄に記入して離職票を作成すればいいのかを先日ハローワークに聞いてきました。

回答は、「時間単位で臨時休業を行った場合、実労働時間が所定労働時間の6割に満たない日について休業手当の対象日となり、その対象日数と休業手当と実労働時間に対する賃金を備考欄に記入する」ということでした。

つまり、いくら時間単位で臨時休業を実施したとしても、その日が6割以上労働していればいくら残りの時間を臨時休業したとしてもその日については臨時休業を実施したことにならないということなんですね。
労働基準法上でも、6割以上働いた日については休業手当の支払い対象にしなくてもよいとなってます。(これは監督署でもハローワークでも確認しました。)
まあ、いくら対象にならないと言っても、民法上で争いが発生する可能性がありますので、きちんと給与計算上では休業手当を支給するように僕は指導してますけどね。

話を戻しますと、過去6ヶ月間で、それぞれの労働日について労働時間が6割に満たない日とその対象となる休業手当と6割未満の労働時間に対する賃金を全て抜き出しておかなければならないということなんです。
これは非常にめんどくさいですねふらふら

僕もこれからその顧問先から最後の賃金台帳を入手次第、離職票の作成に取り掛からなければならないのですが、控除対象になる休業日数と休業手当と対象賃金を別紙で作成して、離職票に添付した形でハローワークに提出しようと考えてます。
間違って備考欄に記入してしまうと、とんでもないことになりそうなので…。というか必ず間違いそうなので…たらーっ(汗)
まあ、別紙を参考にハローワークの窓口で確認しながら記入した方が結果的に速そうなのでね…。

また、結果については気が向いたら後日報告します。


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posted by kikuchi at 05:33| 山形 ☔| Comment(0) | 制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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